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2019年8月20日8:01

ホワイトホースをオーロラ旅行の行き先として決めた理由

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この記事では、私がオーロラ旅行へ行くにあたり「なぜホワイトホースにしたのか」に焦点をあてて説明します。

始めに(私が行ったことのあるオーロラ旅行の場所や期間など)


  • ノルウェーのトロムセー
    滞在期間:3泊4日
    時期:2月下旬

  • カナダのホワイトホース
    滞在期間:4泊5日
    時期:12月上旬

オーロラ


オーロラとは


オーロラは、太陽活動によって生じた太陽波のプラズマが、酸素や窒素の原子と衝突することによって起こる放電現象で、地球の磁気の強さとも関連があると言われています。

オーロラレベルは1~5の5段階で表されることが多いです。
1が一番低く、5だとオーロラ爆発というオーロラが空を覆い尽くして動くようなレベルです。
そして、オーロラが起こるのは地上から100km以上の上空です。
これは、雲が発生する高さよりも高いので、雲があるとオーロラは遮られて見えなくなってしまいます。

意外と思えるかもしれませんが、太陽波によりオーロラは発生するので、1年中・昼夜を問わず発生する可能性があります。
しかし、オーロラを地上から観測するには以下の条件が重要になるため実質見れる時間や時期は限られているということになります。

  • 電灯などの明かりがなく暗いこと
  • 太陽波の活動が活発であること
  • 雲がなくすっきりと晴れた空であること

オーロラの光は強いものではないので太陽が出ている間は見ることができませんし、街の明かりが明るくても見ることができません。
北極圏は4月下旬から8月上旬くらいまでの間は白夜になり一日中、日が出ていたり明るかったりするため見ることができません。

また、太陽波によって起こる現象なので、いくら暗くて雲がない状態でも太陽波が弱ければオーロラが発生しません。
更に、雲より上空でオーロラは発生するので雲があると邪魔で見ることができません。

したがって、時期は8月下旬~4月上旬くらいがオーロラを見るのには適しています。
ただし、場所によってはこの期間中であっても10月中旬~11月中旬は秋の雲が生じやすい時期だったりもしますし、3月中旬~4月上旬は春の雲が生じやすい時期だったりもします。

冬だとオーロラを見ることが旅行の中心になってしまいますが、秋頃だと紅葉や他のアクティビティも楽しむことができるというメリットがあります。

オーロラの見れる場所の例示


オーロラは基本的にオーロラベルトの下で見ることができます。
このオーロラベルトとは、地球の磁気が強い「北緯65度~70度」付近があてはまるため、北極圏に入るあたりがこのオーロラベルトの下だと思って間違いありません。

国で言えば、

  • ノルウェー
  • スウェーデン
  • フィンランド
  • カナダ
  • アメリカ(のアラスカ)

あたりがイメージできるかと思います。

  • ノルウェー
    ノルウェーは「トロムセー(トロムソ)」が有名です。
    トロムセーは北緯69度~70度とオーロラベルトの下のエリアの中でもかなり北の方にあります。
    しかし、大西洋からの暖流の影響により北緯のわりに暖かいです。
    私が行ったときの日中は低くても-5℃で、夜間は低くても-10℃くらいでした。
    日本の冬の服装に加えて少し暖かめかな?という格好でも十分でした。

  • スウェーデン
    鉄鉱石の鉱山があることで有名な「キルナ」は、冬季にオーロラを見れることでも有名です。
    ラップランド地方に属していて、今でもサーミ人がトナカイの放牧をして暮らしているエリアでもあります。

  • フィンランド
    フィンランドは「ロバニエミ」が有名です。
    サンタクロース発祥の地でも知られており、8kmほど離れたところにサンタクロース村があります。

  • カナダ
    カナダには「ホワイトホース」と「イエローナイフ」があります。
    ホワイトホースはユーコン川のほとりにある町で、かつてはゴールドラッシュの拠点として栄えた町です。
    犬ぞりレースのユーコンクエストの出発地・ゴール地(隔年で変わる)としても有名で、夏はカヌーでユーコン川を下る人でいっぱいになるところです。
    イエローナイフはカナダの内陸に位置しています。
    こちらもゴールドラッシュで栄えた町で、今は金鉱が閉鎖され、ダイヤモンドがとられているようです。

  • アメリカ
    アメリカでは「フェアバンクス」が有名です。
    元々カナダのユーコン川付近がゴールドラッシュで湧いているときに、アラスカにも人が集まり発展した町のひとつです。
    アラスカでもかなり内陸に位置し、-30℃~-40℃になることもあります。

なぜホワイトホースが良いのか?? その理由


さて、これまでオーロラについて基本的事項を押さえてきましたが、ここからが本題です。
いくつもオーロラを見れる町はあるのに、「なぜホワイトホースに決めた」のか。

それは、次の理由からです。

  • 北欧と比べ、暖流等の影響がないため晴れやすい(北欧にしなかった理由)
  • イエローナイフやフェアバンクスと比べ、町を観光しやすい
  • 日本からは乗り換え1回で行ける
  • 水曜どうでしょうのユーコン川下りでホワイトホースを訪れていた

それぞれ解説していきます。

北欧と比べ、暖流等の影響がないため晴れやすい


ノルウェーのトロムセーを訪れたときに実感したのですが、北欧は付近を流れる暖流の影響がかなりあります。
冬の北極圏なのに思ったほど寒くなく、そのせいで曇りがちでした。

晴れていればオーロラチャンスはもちろんあるのですが、雲が多くてはオーロラが出ていたとしても見ることはできません。
たしか3日チャンスがありましたが、全て曇りでした。
そのため、北欧はやめて北アメリカの中から選ぶことにしました。

tromso

これはトロムセーの様子です。
見ての通り、空にはオーロラが出ておらず、ただ暗いだけという状況です。

「ただ、オーロラは観光のついでに見れれば良いや」というような人にとっては北欧も選択肢に入ります。
暖かく観光しやすいことに加え、北欧はすぐにノルウェーのオスロ、スウェーデンのストックホルム、フィンランドのヘルシンキ、デンマークのコペンハーゲンに移動することができます。

周遊などでいろいろ楽しむことが中心であれば、一番楽しめると思います。
実際、オーロラ以外の観光はかなり面白く、とても満足したことを覚えています。
中でも、都市としてはノルウェーのオスロが一番気に入りました。

イエローナイフやフェアバンクスと比べ、町を観光しやすい


北欧ではなく北アメリカのどこかの町に行くことに決めましたが、次はホワイトホース・イエローナイフ・フェアバンクスのどこにするかが問題です。
これは非常に悩みました。

いくらオーロラ観賞が旅行のメインだとはいえ、日中はオーロラを見ることができないため当然他の観光をすることになります。
北欧のように都市にも行くことができればこの点は割り切ることができるのですが、北アメリカではそうはいきません。

イエローナイフは町の規模が小さすぎてオーロラを見ること以外楽しめなさそうでした。
ある程度の期間滞在することになるので、1日で町を見終わってしまうとすると、暇な時間が多くなってしまいます。

一方、フェアバンクスは町が大きすぎて回り切れなさそうでした。
オーロラを見るためには深夜まで起きていなければならないので、日中にがんばって観光するのはなかなか難しいです。

ホワイトホースはこのなかでちょうど良い規模感で、町の散策も面白そうでした。
これは、ホワイトホースはオーロラ観光のためだけでなくユーコン川下りや犬ぞりレースの拠点でもあることが理由だと思います。
おいしいバーガーの店やハンドメイドのお土産店やタキニ温泉などいろいろ楽しむことができます。
実際、2~3日の滞在で町をゆったりと楽しみながら回ることができました。

また、犬ぞりもアクティビティとして楽しみましたが、イエローナイフとフェアバンクスの犬ぞりのプランと比べて体験時間のわりに費用が安かったです。
特にイエローナイフは日本人や中国人の観光客が中心になっているため全体的に観光客価格になっていると事前の調査で実感しました。

肝心のオーロラ観賞について比較すると、イエローナイフは他の2つの町と比べてオーロラベルトの真下かつ内陸にあるため、一番見れる確率は高そうでした。

フェアバンクスとホワイトホースはオーロラベルトの下ですがやや南側に位置します。
ただ、「見たい!」と思うくらいすごいオーロラというのは、オーロラレベルで言うと4か5のレベルのものです。

これらは太陽の活動が活発でないと起きませんが、それだけ活動が活発であればオーロラベルトの下のどこでもオーロラを見ることができるのではないかと判断しました。

日本からは乗り換え1回で行ける


乗り換えの回数も地味に重要だと考えました。
私は中部国際空港から飛行機に乗ることから、一度成田空港で乗り換える必要があるもののこの回数は国内なのでカウントしていません。

航空券の値段にもよりますが、イエローナイフは1~2回の乗り継ぎが必要でした。
私が選んだ日程では2回の乗り継ぎが多かったです。
バンクーバーで乗り継ぐことができれば時間が多少短いのですがカルガリー乗継だと日本から遠くなるため所要時間が増えてしまいます。

フェアバンクスは1~2回の乗り継ぎが必要でした。
シアトル乗り換えが必須のようですが、ここでの乗り継ぎも待ち時間が長くて大変そうでした。
2回乗継をすると安い航空券が見つかりましたが、合計で30時間かかるなど厳しかったです。

その点ホワイトホースはバンクーバーで1回乗り継げば行けますし、バンクーバーでの乗り継ぎの待ち時間も3時間とかだったので、一番楽に行けました。

水曜どうでしょうのユーコン川下りでホワイトホースを訪れていた


これが実は私たちにとって大きい要因でした。
私はもう一人同行者がいて2人で旅行したのですが、この同行者が水曜どうでしょうの大ファンです。

水曜どうでしょうの企画の中で、ユーコン川をキャンプしながらリトルサーモンまで川下りをしていました。
このスタート地点が、ホワイトホースだったのです。
国内も何か所かどうでしょうを見てから行ったのですが、海外で行ける機会はなかなかないためホワイトホースに決める要因のひとつになりました。

ホワイトホースでオーロラを見れたのか → 見れた!!


結論としては、ホワイトホースでオーロラを見ることができました。
残念ながら、私がホワイトホースを訪れたときは例年にないほどの暖冬だったために普段よりも曇りがちとのことでした。

一番太陽活動が活発だった日は曇ってしまいオーロラを見ることができませんでした。
(車で雲がないところまで行ったらすごくきれいなオーロラを見れたと現地の人に聞きました。)

ですが、オーロラ自体は違う日に見ることができました。
この日は活動がすごく強くはなかったため、オーロラ爆発のようなレベルではありませんでしたが、オーロラを見たと言えるレベルのものでした。

whitehorse-aurora

肉眼だと緑っぽい空だというくらいでしたが、写真に撮るとかなり緑色に見えます。
晴れていればもっときれいにみることができますし、オーロラ爆発が起こればすごいことになると思います。
オーロラ爆発でない中程度のオーロラだとこのような見え方になります。

こればっかりは「運」が絡んでくるので何とも言えませんが、オーロラ爆発を見れるようリベンジしてみたいです。

ホワイトホースは夏の終わりから秋にかけての紅葉がきれいで、山の散策など他のアクティビティもお勧めだと現地のガイドが言っていましたので、次は秋に行ってみたいと思っています。

また訪れてみたいと強く思えるくらいホワイトホースは良いところだったので、オーロラ観賞でどこに行こうか迷っている人はぜひこの記事を参考にしてホワイトホースへ行ってみてください!!