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2019年9月11日22:42

縄文杉・白谷雲水峡へのアクセス・コースを確認! / 最適なルートは?

旅行 国内旅行



この記事では、屋久島に行ったら欠かせないとも言える「縄文杉」、「白谷雲水峡」の登山について書いていきます。

私が行ったときに、「どの順番で行こうか」、「どのくらい大変なのか」、「実体験としてはどれくらいきついのか」などがなかなかわからずに大変でした。

この記事と私の旅行記事を参考に、ぜひトレッキングを楽しんでくださいね。

この記事の結論


日頃から運動しているなど体力が並み以上あるのであれば、
「白谷雲水峡・太鼓岩・縄文杉」を一日でまとめて見れるルートが良い!

時間的・体力的・経済的にも良いことづくめで屋久島を楽しむことができる!

縄文杉のみのルート


まずは以下の画像を確認しましょう。

joumon-sugi
画像引用元:屋久島観光協会 | 観光資料ダウンロード


縄文杉への登山は荒川登山口から始まります。
その荒川登山口までの道は車両規制期間があり、3/1~11/30までは荒川三叉路で規制ゲートが設けられてしまうためレンタカーで行くことができません。

実質、屋久島登山に適している期間がまるまる車両規制期間にあたるので、別の手段でこの荒川登山口まで向かいます。

タクシーや荒川登山バスが別の手段に該当します。 次の「駐車場について」でバスなどの料金について触れていきます。

駐車場について


車両規制期間中は荒川登山バスかタクシーが荒川登山口までの交通手段になります。

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画像引用元:屋久島山岳部保全利用協議会 | 縄文杉登山と車両乗入れ規制


荒川登山バス


バスの運行時刻などはこちら

荒川登山バスは、屋久杉自然館の前から乗ります。
ここまではレンタカーなどで移動し、乗り換える格好です。
駐車場は160台分ほどありますが、時間によってはかなり混んでいることもあります。

屋久杉自然館から荒川登山口までは40分ほどで移動できます。

荒川登山バスを利用するときは、観光案内所等で「事前に」荒川登山バス券を購入しておくのがベターです。
バス券の料金は、以下のとおりです。

  • 中学生以上 1,380円/往復 690円/片道
    ※障害者割引適用で小学生料金
  • 小学生 700円/往復 350円/片道


事前に購入し忘れても、屋久杉自然館前バス乗り場で当日購入できますが、登山客はだいたい同じ時間帯に行動しますので混雑します。

疲れているときにいろいろと考えるのは煩わしいです。
スムーズに移動するためにも事前にチケットを買っておきましょう。

bus

タクシー


タクシーで荒川登山口まで行くことも可能です。
料金はおおよそですが、

  • 宮之浦→荒川登山口 8000円ほど
  • 安房→荒川登山口 4000円ほど

です。

値段はタクシー会社や車種によっても異なるので確認は必須です。
また、行きの早朝のタクシー利用は基本的に前日の夕方くらいまでには予約が必要です。
帰りも登山口からも電話で呼ぶことができますが、携帯電話の電波がやや不安定なことや下山後に呼ぶとタクシーの到着を待っていなければならないデメリットがあります。

基本的にタクシー利用を避けるのが無難ですが、人数が4人などであればバスより1人あたりの料金は安くなることもあります。

そして、タクシー料金だけを考えれば、安房港の方が宮之浦港より屋久杉自然館前に近いため、 料金が安いです。
レンタカー・バス・タクシーのどの手段を利用するかで宿の場所を考えた方が良いでしょう。

ただし、タクシーで荒川登山口へ行くときには、タクシー料金とは別に「山岳部環境保全協力金」の納入が必要です。
1人あたりで日帰りならば1000円、山中泊ならば2000円の協力金を納入しなければなりません。
値段を考慮するのであればこの金額も込みにしてください。

taxi

ルートと所要時間について


荒川登山口から縄文杉までは休憩を含まずに、「9~11時間」かかると考えておきましょう。
(登山口にある看板には10時間を目安にしようと書いてある。)

大株歩道入口と書かれたところまでは通称トロッコ道と呼ばれるなだらかな道が続いています。
かつて木材搬出に使われていたトロッコ道をひたすら歩いていくことになります。
(現在でも切株搬出やトイレ等の資材運搬などに使われているとのことです。)

ここまでは少し傾斜のある坂道を登っていくような道なので、ゆっくりとウォーミングアップがてら歩くと良いでしょう。

楠川分れにはトイレがありますので、トロッコ道の中間地点としての休憩がてらトイレに寄るのもおすすめです。
ただし、登山客で混んでいることがあるため、次のトイレ休憩スポットである大株歩道入口まで持ちそうかどうかを考えて、トイレ休憩をとるのかどうかを考えましょう。

大株歩道入口まで到着したら、いよいよここからは本格的な登山開始です。
道は木材の階段など、かなりきれいに整備されているので心配はいりませんが、これまでのトロッコ道と比べるとやや山登りをしているという感覚があります。

大株歩道入口から縄文杉まではちょうど良い距離ごとに注目ポイントがあります。

まずはウィルソン株です。
ウィルソン博士が調査したことで名付けられたこのウィルソン株は、
「あるポイントから空を見上げると、ハート形に見える」
ことで有名です。

そのポイント以外から見上げると、ただ切株の切り口から空が見えるだけなのですが、ハートに見えるように移動してみると……?



このようにハート型に見えます。
ここで止まって写真を撮ると思うので、併せて休憩するのがおすすめです。

少し休んだ後は登山を再開します。
次は、大王杉を目指すことにすると良いでしょう。

大王杉は縄文杉が発見されるまで、屋久島で一番大きい杉でした。
そのため大王杉と名付けられています。

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残念ながら看板が写っていませんが大王杉です。

現在、縄文杉は保護のため近くまで近づけませんが、この大王杉には近づけるため、実は縄文杉より迫力があるんじゃないかと思えるくらい大きな杉です。

ここでも写真を撮ると思うので、ちょうど休憩できます。

いよいよ縄文杉までの登山です。
往路は縄文杉までで終わりなので、残りの力を振り絞って縄文杉まで登ります。

周りを見ながら、屋久島の自然を噛み締めるのがおすすめです。
自然を楽しみながら登っていくと、目の前には大きな杉が見えます。
それが、縄文杉です。

joumon-sugi

実物はかなり迫力があり、時間の経過を感じさせる大きさと表面の質感です。
ぜひ実物を見てほしいです。

縄文杉まで登った後は、もう少し奥の高塚小屋まで行くのがおすすめです。
そこには座って休める椅子がありますし、トイレもあったと思うので、帰路に着く前にトイレに行っておきましょう。

帰りは行きと反対の道筋で帰ります。
行きと同じように休憩を挟みながら下山しましょう。

白谷雲水峡・太鼓岩のみのルート


まずは画像を見てください。

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画像引用元:屋久島観光協会 | 観光資料ダウンロード


白谷雲水峡にいくために、まずは宮之浦から白谷雲水峡管理棟まで車で移動します。

安房からでももちろん行けますが、縄文杉のみを見るための登山とは異なり、白谷雲水峡は宮之浦のほうが近いです。

別々の日にそれぞれ登山するのであれば、泊まるのは宮之浦でも安房でもそれほど変わりがないでしょう。

駐車場について


白谷雲水峡管理棟には無料の駐車場があります。
このため、レンタカーで行くことをおすすめします。

20台ほどと少ないですが、行く時間帯によっては問題なく空いていることもあります。

しかし、白谷雲水峡だけを周る場合、午前中に行くというパターンが考えられ、混雑が予想されます。
駐車場が満車のときは管理棟の方に誘導してもらい、対応しましょう。

ルートと所要時間について


白谷雲水峡に行くのであれば、太鼓岩まで行くことをおすすめします。
太鼓岩までの往復の所要時間は4時間ほどです。

管理棟から白谷小屋を目指して歩いていきます。
この白谷小屋が太鼓岩へ曲がる道までの中間地点くらいなので、休憩を取る良いタイミングです。

そこから辻峠を目指します。
白谷小屋から辻峠までが「苔むす森」です。

苔むす森はスタジオジブリのもののけ姫のモデルになったと言われるうっそうとした木々と、岩にへばりつく苔の森です。

moss

本当にコダマが出てきそうな雰囲気の森です。
リラックスして日々の疲れた心を癒しながら楽しむと良いでしょう。

そのまま進んで行くと辻峠に着きます。
この辻峠で曲がって太鼓岩に行きましょう。

太鼓岩は石がせり出している崖みたいになっています。
晴れていると遠くまで見渡せて景色がとても良いので晴れていることを祈りましょう。
私たちのときは雲が多めでした。

taiko-rock

太鼓岩で良い眺めを楽しんだ後は帰りますが、体力に余力のある人は、白谷小屋のすぐ近くにあるくぐり杉付近の分岐を遠回りして、奉行杉コースに行くと面白いです。

私の引用している図に写っていないのでわかりづらくて申し訳ないですが、二代くぐり杉、奉行杉、三本槍杉、びびんこ杉、三本足杉、二代大杉など名付けられた杉をいくつも見ることができます。
奉行杉の写真を載せておきます。

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様々な形をした杉を見ることができて行って良かったと思いました。
そんなに大変な道ではないですが途中で何度か谷の部分まで下る道になっているため体力と相談していくようにしてください。

白谷雲水峡・太鼓岩・縄文杉を巡るルート


実は、一番おすすめなのが一日で全てを周ってしまうルートです。
なぜおすすめかというと、以下の点でメリットを感じたからです。

  • レンタカーで白谷雲水峡の駐車場まで行くことができ、無料で駐車できる
  • 早朝から行くため駐車場が空いている
  • 一日で全てを見ることができ、空いた時間で島を一周するなど観光に時間を取れる
  • 勢いでなんとか登りきることができる

体力的にきつい人であれば止めた方が無難ですが、私たちは男性2名と女性2名で周ることができたので、それほど心配しなくても良いかと思います。

駐車場について


駐車場は白谷雲水峡の駐車場をもう一度見てください。

ルートと所要時間について


ルートは、白谷雲水峡・太鼓岩+縄文杉とおおまかに考えればOKです。

以下の画像の楠川分れに注目してください。

joumonsugi-and-shirataniunsuikyo
画像引用元:屋久島観光協会 | 観光資料ダウンロード


ここの楠川分れのところから、縄文杉ルートに合流することができます。
トロッコ道を初めから終わりまで歩いてみたいという人にはこのルートはおすすめできません。

しかし、荒川登山口から楠川分れまでの約70分を歩かずに合流できるので、まるまる白谷雲水峡と縄文杉の合計の所要時間となるわけではないため、こだわりがなければこちらの方が効率的です。

後は、縄文杉ルート白谷雲水峡・太鼓岩ルートを参考にしてください。

白谷雲水峡・太鼓岩・縄文杉をまとめて巡った私の体験談


私たちは明け方の4時半くらいに白谷雲水峡管理棟を出発し、登山を開始しました。

そのまま歩いていき、太鼓岩には6時くらいに着いたと思います。
そこで朝ごはんとして持って行っていた弁当を食べました。

road

その後縄文杉ルートに合流し、こんなようなトロッコの道や橋を歩きました。
これは、登山になる直前の大株歩道入口付近です。

そのまま縄文杉のコースと合流し、休憩を途中で取りながら歩いて行ったところ、昼の12時くらいに縄文杉に着いたと思います。

そして高塚小屋付近のベンチで昼ごはんとしてもうひとつの弁当を食べました。

そこから来た道を戻り、体力に余裕があったので奉行杉のコースへと遠回りして、白谷雲水峡の管理棟に18時頃着いたと思います。

登山を開始したときは真っ暗でしたが、下山は明るいうちにできたので問題なかったです。
意外とちょうど良い所要時間で周ってくることができたなあと思っています。

そして翌日は屋久島を一周してみっちり観光することができたので、上手に時間を使えたと思っています。

まとめ・もう一度結論


この記事や私の屋久島の旅行記事を読んで「周れる!」と思った人は、
「白谷雲水峡・太鼓岩・縄文杉」を一日でまとめて見れるルートが良い!