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オーロラを見に冬の北欧へ! 卒業旅行 in 北欧 2日目【デンマーク(コペンハーゲン)】
旅行 英語 海外旅行この記事では、卒業旅行の2日目にデンマークを丸一日観光した模様をお届けします。
デンマークと言えば「平らな土地なのかな」、「こじんまりとしているのかな」というイメージくらいしか持っていないかもしれません。
しかし、魅力的な街並みや施設や人々がいることを初めて知りました。
デンマークに住んでみたいと思ったほどでした。
アマリエンボーの衛兵交代
アマリエンボー宮殿は、コペンハーゲンにある王宮のうちのひとつです。
八角形の広場の周りに配置された4つの典型的なロココ調の宮殿から成ります。
このアマリエンボー宮殿は、冬の王宮として使われており、王・女王の滞在中にはデンマークの近衛兵が宮殿前で衛兵交代することでも有名です。
私たちも見ることができました。
私たちと年もそれほど離れていない衛兵たちが整然と並んで歩いており、決められた動きで交代していきました。
衛兵の交代を見ることはなかなかできないと思うので、見れて良かったと思います。
揃った動きで歩いているのがすごかったです。
カステレット要塞
ヨーロッパ各地で見られる星の形をした要塞と同じく、星形をしたこのカステレット要塞は、今では砲台の跡があるくらいの名残で、基本的には緑の美しい公園になっています。
当時はコペンハーゲンの港を守る要塞だったようです。
縁が小道になっており、散歩したりランニングしたりしている人もいて、散策するにはちょうど良かったです。
首都コペンハーゲンもあるシェラン島の由来を物語るゲフィオンの泉があります。
「一晩に耕せた分だけスウェーデンの土地を授ける、とスウェーデン王に言われたゲフィオンの女神が、息子たちを牛に変えて耕した結果、シェラン島を得ることができた。」という北欧の伝説をモチーフにしています。
その話をモチーフにした4頭の雄牛と御する女神の像があり、写真撮影にはちょうど良いスポットになっていました。
「人魚姫」の像
アンデルセンの童話の「人魚姫」をモチーフにしたブロンズ像がカステレット要塞の近くにあります。
シドニーのオペラハウス、シンガポールのマーライオンと並んで「世界三大がっかり」のうちのひとつだとされていますが、私はそれほどがっかりしませんでした。
そもそもそこまで期待していなかったことが大きい要因かもしれませんが、「ああ、これが人魚姫の像なんだ」とフラットな気持ちで像を眺めることができました。
話のタネになると思うので、ぜひ見に行くのが良いのではないでしょうか。
他にも港付近を散歩しているときには、いくつか像っぽいものが作られていたり、北欧のちょっと洒落た雰囲気を味わうことができました。
ローゼンボー城
夏の離宮として造営されたローゼンボー城ですが、私たちは時間の関係で入場することができませんでした。
外観は宮殿らしく存在感のあるものでしたし、宮殿一帯の庭などはゆっくり歩くのに適していました。
入場することのできなかった私たちは、散歩して楽しむことができました。
建物は現在博物館になっており、入場すれば、デンマーク文化の芸術品などの王室コレクションを見ることができます。
特に人気なのは王冠の宝石とデンマークの王笏(王が持つ杖のこと)だそうです。
観光スポットとして人気がある場所なので、私たちも見ることができれば良かったです。
デンマーク王立図書館
デンマーク王立博物館は、デンマークの国立図書館であり、コペンハーゲン大学の大学図書館でもあります。
北欧諸国の中では最大の図書館だそうです。
外壁が、黒い大理石とガラスで覆われていることから、「ブラックダイアモンド」と呼ばれるほどきれいな外装をしており、遠くからでもその建築の存在感を感じます。
17世紀以降デンマーク国内で印刷された出版物が全て収められており、歴史的に貴重なものも数多く含まれています。
図書館に入ってみると、そのおしゃれさと雰囲気に圧倒されました。
日本の図書館よりも利用者と一体になっている図書館という感覚が生じました。
流石にデンマーク語の本はわかりませんが、それぞれの本の配置がわかりやすそうでしたし、学生などに向けた勉強スペースもたくさん確保されていました。
また、無料で使えるパソコンも数多くあり、知の集積地としての図書館の役割を体現しているように見えました。
また、入り口付近にはおしゃれなカフェもあり、本を読んだり軽食をとったりして過ごす人たちの姿を見ることができました。
とても満足できる施設だったので、ここにはぜひ訪れてほしいと思います。
クリスチャンスボー城
クリスチャンボー城は、デンマーク王室や政府の迎賓館として使われています。
また、国会議事堂や内閣府や最高裁判所などのデンマークの三権に関わる施設がおかれているそうです。
とても広い城だったので、サーッと周ってしまいました。
たしか中に見学できるようなところがあったかと思いますが、少し定かではありません。
行ってよかったなーという感覚だけ覚えています(笑)。
この城の前の広場には像があり、その写真は撮っていたようなので紹介します。
「ワガママ」
この「ワガママ」という店は日本や韓国の料理が食べられる店でした。
地図上で探して面白そうだったので行くことにしました。
内装はモダンでおしゃれな雰囲気で、パッと見では日本料理店とはわからないくらいの店でした。
プルコギステーキだったり、ワガママラーメンだったり、いろいろと面白いメニューがありました。
私たちはラーメンを頼みました。
ラーメンは日本のだしのきいたラーメンではなくて単に醤油などで味付けしたものでしたが、デンマークでの日本料理と思えばそんなに違和感のある味ではなかったです。
店内には数多くの地元民らしき人がいたので、意外と日本食も人気なんだなーと思いながら食事をしていました。
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その後はホテルに戻ってゆっくりとして、翌日に備えました。
翌日は昼過ぎくらいに列車でスウェーデンのストックホルムまで移動する予定でした。
列車で国境を越えるのはもちろん初めてだったので、ドキドキワクワクです。
お楽しみに!